2017年8月28日月曜日

YKK体感ショールーム

YKKの体感ショールームがおもしろいです。

写真をとってはいけないので言葉だけで。

未来の窓コーナー
 
窓がテレビになったり照明になったりいろいろなことができます。ブラインドもカーテンもガラスに絵のように表示されます。(笑)触るだけで窓の開け閉めも。

日射熱の体感コーナー

窓の枠のグレード ガラスのグレードごとに 1番から16番くらいまで展示してあり 西日などで入ってくる熱の量の違いが触ってわかります。
アルミ枠の1枚ガラス→普通のペアガラス→LOW-Eガラスなどと変わっていき 最後が当社で使っていいる樹脂サッシのダブルLOE-Eトリプルガラスです。
性能が全く違うのにお客様もびっくりされていました。

音のコーナー

外で 踏切の音や犬の鳴き声 ピアノの音などならして窓による音の違いを比べます。
ガラスの枚数や厚さ サッシの開き方の違いで音の入り方が全く違うのを体感してもらいます。私の設計でどうしてそのサッシが選ばれているのか納得してもらえたようです。

風のコーナー

煙が充満した部屋のまどを開け換気によりどのくらいのスピードで煙がなくなるか見れるお部屋です。
大きさは同じでも窓の種類の差で煙がなくなるスピードが全く違うのがわかります。
どの窓を付けるか?どちらを開けるか?そんな勉強です。

結露のコーナー

日射熱のコーナーと同じように窓がたくさんなrなんでいます。
枠の違いやガラスの違いでどのくらい結露するかがわかります。
私が選んでいるサッシがとても高性能でそこでは全く結露していないし触ってもガラスの表面温度が全く冷たくなく室温と同じなのにはびっくりしていました。

そしてメインがいろいろなグレードの家を体験できるコーナー

新省エネ基準 25年基準 YKK推奨1 YKK推奨2 パッシブハウス基準の家と続きます。
どのおうちも外を2℃まで冷やしてリビングを20℃まで暖めています。
新省エネ基準の家は室温は20度あっても壁や窓はとても冷たい。もちろん結露も起こっています。床もたっていられないくらい冷たい。子供も寒いと大騒ぎ。その家の廊下に移動するのですがYKKの案内係の人が急に寒くなるので体調の悪い人はやめてくれというレベル。移動してみると外と同じ感じぐらいまで寒い。確かに昔の家はこんな感じでしたね。

そこからいきなりパッシブハウスクラスの家に移動。
リビングは温乗り暖かくて気持ちいい。 窓も壁も床もほとんど同じような温度。とても快適。子供たちもこんな感じ。ここだけ特別に撮影許可もらいました。

どれだけ気持ちいいかわかるでしょ。
皆で廊下に移動してもリビングとそれほど温度が変わらないこともびっくり。
「髙橋建築さんの家はこのクラスですよ。」YKKさんに説明してもらってみんなとても安心していました。

そして25年基準の家に移動。次世代省エネルギー基準です。
ほとんどの工務店やハウスメーカーが「国のお墨付きのレベルの暖かい家ですよ。」と説明し自慢しているレベル。パッシブハウスを体感した後じゃかわいそうですが「えっ!国の目標がこのレベルなのですか?」と質問が出るほど。残念ですけどそうなんです。寒いのです。廊下もとてもさむい。ちょっと残念ですね。

このように体感ショールームとてもおもしろいです。是非皆さんも行ってみませんか?
プロにしか公開していないので当社の同行が必要です。
今回も3組のお客様をご案内しました。
一組だけだと大変なので3組以上集まりそうならご案内したいと思います。
ご興味のあるかたはご連絡ください。

でもこのショールームにお客様を案内するって他の工務店は難しいと思う。
だって、普段使っているサッシより良いサッシがたくさんあることがばれちゃうし
パッシブハウスクラスのグレードの家に案内したら自分が作っている家と比較されてとても困りそう。

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